2011年の新作オイルとしてパリシック[Parischic]をご紹介します。
全体としては快い花の香りです。

気分的にはパリ中心部にあるチュイルリー公園（Jardin de Tuileries）
へと向かって散策している様子を表現しています。
というと何ぞや？？とおっしゃる方々も多いと思います。高い技術を持つ
プロの調香師により完成したアロマオイルです。配合された香りの一つ一つ
に拘りと意義を持たせる当たりはさすがにフランス人らしいところ。

まずはベルガモットとグレープフルーツの爽やかな香りが現れます。そして
その後すぐに高価なブルガリア・ローズの香りで包まれたバラ園へと進みま
す。最後にピーチ、ライチのある明るい日向の広場へ。そこでムスクの温か
さに心地よさを感じます。

実際にはここまで正確に香りを識別できる人はまずいないでしょう。
ランプでこのパリシックを芳香させてください。このストーリーが現実の
ものとしてあなたを誘いにくること間違いありません。

有名なチュイルリー公園は訪れた方も相当に多いのでしょう。
パリ中心部のルーブル美術館の並び西側にある広い公園でセーヌ川の対岸
にはオルセー美術館という絶好の観光地。モネの「睡蓮」があるオランジュ
リー美術館もこの公園内。パリを散策していると気が付かないうちにチェイ
ルリー公園で一休み。