青リンゴ
青リンゴはランプベルジェのオイルの中でも昔からある
非常にベーシックな香りでファンは多い。
「どんな香り?」と聞かれるといつも
「青リンゴの香りそのまんま…」と答えるようにしている。
特に焼きリンゴのようにデザートされた香りにはなっていないし
甘いシロップを使ったお菓子仕立でもない。
“青リンゴそのものです”と答えて間違いではないと思う。
フランスではリンゴ酒が人々に好まれ消費されています。
リンゴから造られたシードル酒は有名。
ビールやサイダーのように泡立って冷えたシードルは格別に美味しい。
このシードルを醸造したカルバドス(ブランデー)も食後には
欠かせない人も多い。
レストラン、ブラッスリーでも前菜、サラダからデザートに至るまでにこの
青リンゴはよく見かけます。
生水が体によくないとされた大昔には幼児にもシードルを飲ませていた
と言いますから驚きです。
赤ん坊の頃に母親からブランデーのミルク割りを哺乳瓶で飲まされていた
という友人がいます。日本人には考えられません。
それでも西洋リンゴはフランス人の生活にしっかりと入り込んでいるのが
わかります。
ほんのり甘酸っぱくてちょっと青くさいような青りんごの香り…
日本人にも大うけです。